心に寄り添うピアニスト
山口美智代です♪
永井路子著、「炎環」読了しました!
こちらもいまの大河ドラマの予習として
読み始めました!
鎌倉時代の様々な出来事を
・阿野全成
(源頼朝の異母弟、義経の兄)
・梶原景時(頼朝の古くからの近臣)
・北条保子(阿波局)
(北条時政の娘、政子の妹、義時の姉)
・北条義時(今年の大河の主役)
(北条時政の息子、政子の弟)
の4人の視点から描いていく物語です。
前回読んだ小説は全体的に
義時の物語だったので、
(前回のブログ↓)
この時代の主要人物の絡みも含めて
背景を知ることができてよかったです。
生き残るために家族をも平気で裏切る
改めてものすごい時代だなと
感じました。
息子を幼くして殺されてしまった
八重姫や静御前、
幼い時から仲の良かった夫を
殺されてしまいうつ病になってしまった
大姫の話などは心が痛みます。
個人的には北条保子の話で出てくる
女性たちの様々な陰謀?の方が
刀で切られるより恐ろしく感じました。
精神的に来る怖さというか…
あとは梶原景時の男気には感動します。
気になる方はぜひ読んでみてください♪
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