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【歴史ブログ】オススメ本「討ち入りたくない内蔵助」
タイトルにめちゃくちゃ惹かれたのと、そういえば忠臣蔵の話はちゃんと読んだことがないと思って衝動買いしました!

忠臣蔵といえば武士の美談としていろんな書籍や映画がありますが、この作品の内蔵助はめちゃくちゃ人間らしくて、だらしない部分も見えるからこそ逆に好感が持てます。
話はもちろん江戸時代ですが、夫婦関係、親子関係、政府のいろんな内情、様々な裏切りなど、現代社会でも通ずる部分がたくさん出てきて、めちゃくちゃおもしろい。
表向きは武士としてカッコつけてるけど武士も人間だから、そりゃあ臆病だったり弱音吐きたくなることもあるよねっていう。
内蔵助が結局討ち入ることになるまでの心境の変化はもちろんだけど、その周りの人との心理戦とかも見どころです。
最終的にはほぼいま伝わっている通りの忠臣蔵のストーリー展開で、内蔵助の最期には胸を撃たれました。
切腹という文化を美しいとは思えないけど、そこに至るまでの生き様は本当にカッコよくて、現代人が学ぶべきところもたくさんありました。
忠臣蔵や歴史好きな人にはもちろんだけど、夫婦の在り方とか会社の上下関係で共感できるところもあるかもしれないし、結局昔から政治ってこんな感じなんだなっていうのも学べるので超オススメです!
興味ある方ぜひ読んでいただいて感想共有しましょう♪